新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

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プロ野球日本シリーズ2018第6戦(終幕)

広島(★☆☆☆) 0-2 ソフトバンク(★★★★)
ソフトバンクが、2年連続の前身のダイエー時代から通算7度目の日本一を達成。セ・リーグ王者の広島は、わずか1勝しかできずに34年ぶりの日本一とはなりませんでした。
均衡が破れたのは4回。四球、ヒット、普段なら絶対にすることがなさそうな内川の送りバントで、一死2・3塁とすると次の西田がスクイズを決めてソフトバンクが先制。直後の5回、二死とされるもグラシアルがソロHRを放ち追加点をあげます。結果的にこれが決勝点となりました。投げては、先発・バンデンハーク、その後の中継ぎ・抑え投手が見事に広島打線を完封。
広島は追いつきそうで追いつけなかった「2点差」をひっくり返せずに、バンデンハークの投げるカーブに惑わされる結果に。8回に、今シーズンで引退する新井が代打で登場するも遊ゴロ。新井は全て代打で登場しましたが、相手ピッチャーにことごとく打ち取られいいところなく引退となってしまいました。最終回も上位打線だったものの、ソフトバンク抑えの森に簡単に三者凡退。ホームで相手チームの日本一と胴上げをさせてしまいました。
ちなみに一昨年(2016年、第67回大会)、日本ハムと相対した時もいい流れで2連勝したのち、よもやの4連敗で、ホームで日本ハムの日本一を見届ける結果となり、これで直近の出場大会では全て「ホームで敵チームの日本一を見る」というファンにとって超絶胸くそ悪い記録になりました(チームメイトもそうかもしれないが)。
今回も、初戦は引き分けて、次戦で勝ち、流れに乗れるかと思った矢先の4連敗。その前に出場した1986年(第37回大会)も、初戦引き分け、次戦から3連勝のあとの4連敗。この時も、西武の日本一が決まったのがホーム(旧広島市民球場)。なお、直近で日本一となった1984年(第35回大会)はホームで決めています。なんか、広島の過去のデータを見ると「勝ってから」あるいは「何連勝してからの4連敗」で日本一を逃していますね。悪いジンクスとして、今後も受け継がれてしまうのでしょうか…どこかでそれを絶ち切る世代が出てくればいいのですが。

とにかく、ソフトバンク並びにファンの皆さん、日本一おめでとうございます!