新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

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世界最速らしい

あのウサイン・ボルトもびっくりのようです(そんなわけない
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豪州(オーストラリア)アデレードにあるガイドウェイバスの展望動画。
世界最速であるのと、世界最長のガイドウェイバス「オーバーン」(O-Bahn)。動画は各駅停車ですが、他にも急行バスも用意されており、ガイドウェイ区間の途中駅では各駅停車の横を急行バスが追い抜く場面が見られるそうです。動画内の最高速は90km/hでしたが、他に100km/hの区間もあるようです。一般道→オーバーン、またはその逆の路線も数多く設定されており、バスファンならずとも楽しめる路線なのではないでしょうか(自分はにわか)。
なお、日本国内にも愛知県名古屋市東区から守山区にかけて運行されている、愛称「ゆとりーとライン」こと名古屋ガイドウェイバス志段味線がありますが、小幡緑地駅から先の一般道区間に入る前に一旦停止してモードチェンジをする必要があります(知らなかった…)。その点、オーバーンはモードチェンジをする必要がなく(ガイド機構が常時現れたままになっている)、低速で進入する必要はあるものの(それでも40km/hくらい)、停止の必要がないので楽々オーバーンと一般道の行き来ができるようになっています。
ちなみに、ゆとりーとラインの最高速は一般道並みの60km/h(名古屋高速に合わせている模様)。オーバーンと比べてしまうとゆとりーとラインってチンタラ感半端ねぇと思ってしまいます。Wikiで路面に書かれている制限速度表記を見たところ、ある区間では曲線制限35km/hを強いられるところもあるみたいですね。
また、ゆとりーとラインは1駅間に1車両しか入れない取り決めがありますが(鉄道の閉塞方式と同じっぽい)、オーバーンは高頻度運転されているためもあるのか、そのような取り決めはないようで、すれ違うバスが次々にやって来るみたいです。まぁ、他国と自国の違いをあーだこーだ言うのもアレですがね…
日本でオーバーンのようなガイドウェイバスが普及しないのは、用地取得や騒音、採算性の問題がありそうです。一番は用地取得なんでしょうけど。オーバーンはトレンス川というところの河川敷に沿って敷設されているため、ゆとりーとラインの約9分の1のキロ単価で建設できたみたいです(ゆ:54億円/キロ・オ:6億円/キロ)。日本国内にもそういうところはありそうですが、まず自然保護団体の人間がイチャモンつけてくるのが目に浮かびますな。まぁ、採算性のことを考えると色んなところが消極的になるのも無理ないのかしら。オーバーンは儲かってんのかな?

なんか動画見ててそう思っちゃった次第です。おしまい←