新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

アクセスカウンター

居ても立ってもいられなかったので

篠路駅、行ってきました。
f:id:newltdexp_nasno:20181203032710j:plain:w360
学園都市線G08番の篠路駅。古ぼけた感じの駅舎が、札幌市内の駅と感じさせない風情があります。
f:id:newltdexp_nasno:20181203032931j:plain:w360
ちょっと近づいて。大きな松の木が駅前(東口)の象徴です。なお、西口は簡単なプレハブ駅舎になっています。
f:id:newltdexp_nasno:20181203033103j:plain:w360
さらに近づいて。
f:id:newltdexp_nasno:20181203033218j:plain:w360
東口正面の様子。「JR篠路駅」と上から吊るされている看板が懐かしいです。こんな感じの駅って、北海道内でも殆ど無い気がしないでもないですが。
f:id:newltdexp_nasno:20181203033447j:plain:w360
駅内部の様子。ホームとの出入口上部にあるLCD案内ディスプレイは2006年に設置されたとのこと。それ以前は、かつてあいの里教育大駅にあったパタパタシステム(フラップ式)のようなのもない感じだったのでしょうか?
f:id:newltdexp_nasno:20181203034005j:plain:w360
窓のレール部分。木製。私がいた小学校にもこんな感じのがあったので、懐かしく感じました。
f:id:newltdexp_nasno:20181203034202j:plain:w360
1番ホーム。
f:id:newltdexp_nasno:20181203034309j:plain:w360
ヒサシの部分も木製です。
f:id:newltdexp_nasno:20181203034340j:plain:w360
1番ホームから跨線橋を見る。2番ホームの隣には、除雪車を留置するための線路があります(番線未設定)。
f:id:newltdexp_nasno:20181203034550j:plain:w360
ホームの様子。2面2線の対向ホーム式。
しかし、この風景もあと少しで見られなくなります。というのも、現在百合が原駅拓北駅間(3.3km)で高架化工事が着手されており、少なくとも2025年までには現駅舎は解体され、高架化された新駅舎が建つ見込みになっています。近くには踏切があり、慢性的な渋滞が発生していたり、学園都市線が東西地区を分断している形で、東側の整備が進んでいなかったりと問題山積。高架完成後はそれらを含めた様々な障害が取り除かれ、人の行き来が活発になったり、東側がキレイになったりと良いことばかりですが、現在の駅周辺にある歴史ある建造物がなくなってしまうのは寂しい限り。紹介した現行駅舎は、なんと昭和9年の開業当初から使われているとのことでびっくり。2025年完成予定の新駅舎ですが、現駅舎はそれより前に解体されるでしょうから、約90年でバトンタッチになることでしょう。苗穂駅(2018年11月17日新駅舎供用開始)とともに、昭和の風景がまた一つ歴史に幕を下ろします。

なお、くれぐれも、撮影の際は利用者や周辺住民の方々の迷惑にならないようにしましょう。