新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

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北海道・厚真町で震度6弱の地震

headlines.yahoo.co.jp
既に日付が変わっているので「昨夜」とします。
昨夜、2月21日の21時22分頃、北海道で最大震度6弱を観測する地震がありました。この地震による津波の心配はありません。厚真町震度6弱、安平町やむかわ町で震度5強、札幌市や千歳市震度5弱、その他、北海道内及び東北地方で、震度4から1の揺れを観測しました。震源胆振地方中東部、深さ33キロ(速報段階では30キロ)、マグニチュードは5.8(同左5.7)と推測されています。23時20分から行われた気象庁の会見で、やはり約半年前に発生した北海道胆振東部地震の余震ということでした。私の住む、岩見沢市は震度4を観測しましたが*1、古い建物に住んでいるせいかそれ以上に揺れが増幅された感じがしました。交通にも影響が生じ、札幌市営地下鉄は全線で運行を停止し、その後21日中の運転再開はないと発表。利用者でもなんでもないですが、思わず「えっ!?」と叫んでしまいました。なお、帰宅困難者のために、普段は深夜の時間帯は閉鎖されている「札幌駅前通地下歩行空間(通称「チ・カ・ホ」)」が避難所として開放、さらに最近新しくできた「さっぽろ創世スクエア」内の「札幌市民交流プラザ」も帰宅困難者のために開放されました。また、JR千歳線では駅間停車を余儀なくされる列車が多数発生。千歳線、石勝線、日高線室蘭線の一部区間(震源に近い地域)が終日運休となり、2月22日出発分においても、北広島~南千歳・新千歳空港・苫小牧、南千歳~追分、追分~苫小牧、苫小牧~鵡川の各区間では引き続き運休(再開目処立たず)となり、全区間運休や部分運休する列車があるとのことです。また、現在(2月22日午前2時過ぎ)も走っている列車でも最大4時間35分遅れ(手稲2008発苫小牧行き普通2832M、札幌2104発帯広行き最終特急スーパーとかち9号39D)や、苫小牧、追分、新夕張の各駅に停車中の列車があります。まさに「地震は忘れた頃にやってくる」というのをまざまざと思い知らされた瞬間でした。このあとも、余震には十分注意しましょう。どうか、これで鎮静化しますように…

*1:速報段階で、南空知が5弱だったためもしや…と思ったが、同地域内の長沼町で5弱を観測したため、そのように表示された。