新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

アクセスカウンター

EF200はすでに引退していました

先月28日で、EF200電気機関車が全車引退しました。最終製造年が1993年なので、そこから考えると26年間の活躍を見せてくれたということになります。他所で「JR貨物最強の電気機関車」と言われているように、出力6000キロワットというとんでもない力を持つ車輌でしたが、変電所設備の改良が行われず、そのためフルパワーで運転を行うと周囲の電車に悪影響を及ぼすということになり、必然的に出力を制限せざるを得ない状況に。詳しくは知りませんが、どうやらEF66形と同じくらいの15ノッチ相当で運転していたそうです。そして、次々と検査切れで仲間が姿を消していく中、最後まで残った18号車が、最終運行の幡生操~吹田貨物に充当され、最後の役目を終えました。なお、この18号車も廃車、解体されるということです。また、試作機901号車は日立製作所水戸事業所に里帰りし、デビュー当時の塗装や形に復元された上で保存されています。

私は、たった一枚、6年前のGW明けに関西旅行へ行った時、撮影しているのがありました。
f:id:newltdexp_nasno:20190403023114j:plain
8号車。現在はおおさか東線の一部になっている、淀川橋梁、通称「赤川仮橋」で撮影したものです。阪急・淡路駅から、道に迷って途中の交番で経路を聞いたけれども、それすら間違うくらいの迷路のような住宅街を抜け、やっとの思いで到着し、後から来た地元のおっちゃんらしい方たち数名と一緒に、この瞬間を撮影できたのは良い思い出です。「にいちゃん、暑いな」と言われたのは、今でも忘れません。なお、現在近隣地区から対岸へ渡るとなると、上流へ約900メートル強行ったところにある「菅原城北大橋」という元有料道路の橋まで行かなければなりません。代替の人道橋が建設予定だったようですが、市の財政難の影響からその予定ごと中止されてしまいました。

懐かしいなぁ…「スルKAN2/3dayチケット」が2016年秋に廃止されているので、同じ範囲をいま回るとなると、とても5200円(3日間)じゃ回れない気がする。でもまた行きたいな。