新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

アクセスカウンター

JR北、長期経営ビジョン及び中期経営計画等が発表される

長期経営ビジョンの名称が「未来2031」だそうです。
北海道新幹線がどうのこうのとかありましたが、本州と唯一繋がる鉄路を高額にして閉鎖的にしやがったり、ただでさえ現状「空気輸送」なんで全く気にしてません。新函館北斗~東京間が最速3時間58分になったところであんまし興味ないんで。とはいえ、札幌延伸になったら"興味本位"でタル(小樽)とか倶知安とか函館くらいまで乗っちゃうかもしれません。「立席特急券」が設定されればいいですが、価格によりますねー。でも、今でさえケチケチ経営になってるんだから、設定はされないでしょうね。かつて設定されていた「おトクなきっぷ」のような切符が発売されたらいいですけど…
その中でも、気になることを見つけたんで、ちょっと書きますね。「どさんこワイド」の全国ニュース前のミニ道内ニュースでも報じられましたけど。

  1. 快速エアポートの増発
    現在、データイムは4本/時間=15分間隔で運行されていますが、これを5本/時間=12分間隔にすることを、2020年春のダイヤ改正で行う計画だそうです。ただし、計画書内でも言及されていますが「増発余力がない時間帯がある」とのことでしたので、今後は普通列車のエアポート振替(即ち普通列車の減便)や特急列車の間引き、さらにJR貨物との時刻調整で実現させるんでしょう。札幌貨物ターミナルの入出場に関する、千歳線への支障にも言及していますね。
  2. 721系を733系へ更新
    これにより定員増が図られます。2023~2024年度に計画されています。遂に、エアポのスター的存在だった721系も短編成化などを行って、地方へと分配するのかもしれませんね。
  3. エアポートの7両化
    2023年春以降、1両増結させるようです。普通車かuシート車(高確率で前者)かはわかりませんが。ただし、あくまでも現段階では「検討」とのこと。
  4. 新千歳空港駅ブチ抜き計画
    こちらも現段階では「検討」。去年かおととしあたりに報道されましたが、一応こうして公言してるので将来的には実現するのかな…2022年の完成が予定されているようですが。

こういう利便性の向上が計画されている裏で、地方交通線の多くの廃止が検討されています。「致し方ない」と言えばそれまでなんですが。まず、約1週間前に夕張線(石勝線夕張支線)が廃止、来年5月7日には札沼線北海道医療大学新十津川間が廃止。その後も、日高線鵡川~様似間や留萌線全線、根室線富良野新得間(現在台風被害で運休している区間含む)が廃止検討の対象になっています。

ちょっと前の記事で「新夕張駅の駅名標を見に行く」とかほざいてましたが、札沼線末端区間の消滅が決定してるので、そこ先に行かないと。新夕張駅は、石勝線普通列車のさらなる減便が行われない限り、いつでも行けますから…