新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

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千歳線に「特別快速」爆誕

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苗穂駅を通過する721系"エアポート"
"空港アクセス列車"として同系が役目を終えるその日は近いのだろうか

2018年11月17日撮影

既にみなさんご存知の通り、JR北海道は来春の予定で、快速「エアポート」の増発、特別快速「エアポート」の設定及び「エアポート」の始発を早めることを発表しました。

エアポ増発

現在、エアポートは千歳線内においては4本/時間で設定されていますが、これが来春より5本に増発。合計32本の増発になり、全体の本数は116本から148本に増えるとのこと。エアポは15分間隔から10分間隔になって、さらに利便性は向上しますが、恐らく普通車はいくらか減便となるでしょう。北広島でだいたい普通車は待避していますが、増発になるとどこかでさらに待避するんでしょうかね?キタヒロで待避しても、千歳あたりで次発のエアポに追いつかれそうな気がしないでもないですが、まぁ、そこは「スジ師」(というのか?)のウデの見せ所でしょうから、増発後ダイヤの発表まで首を長くして待つことにしましょう。

"特別快速"がやって来る

停車駅拡大*1で退化著しい、石北線系統の「きたみ」以外に遂に特別快速がエアポに設定されます。朝の通勤時間帯と夜間帯に2本ずつの合計4本が新たに設定され、停車駅は南千歳まで特急(すずらんは除く)と同じで札幌・新札幌・南千歳・新千歳空港です。所要時間は最速33分となり、4分の短縮になる模様です。このうち、朝の空港行き特快エアポの1本は8時発の羽田行きの飛行機に間に合うようにダイヤが組まれるようです。こちらも、確定ダイヤの発表まで待つことにしましょう。

エアポの始発が早まる

現在エアポの始発は60号(石狩当別533始発3850M)で、札幌発が616となっていますが、この時刻を繰り上げて札幌発を6時より前に出発する列車を新規設定するとのこと。現行のエアポ60号より早く空港に着くのは、札幌602発の普通車(手稲535発、空港651着の722M)ですが、エアポ60号の時刻そのものを繰り下げるのか、602発の普通車をエアポ化+時刻繰り上げするのか、前述2つとともに推測の域を出ませんが、これまた気になるところ。「新設」と発表しているので、もしかすると6時ちょうど発のS北斗2号の直後に設定になるのかしら?

いやはや、エアポを取り巻く状況は年々変化して面白い列車に化けそうだなぁ。今挙げた3点に加え、4年後くらいに721系をエアポから退役させたり、その後7両化も検討されたりしてるし。真面目にオモロイ列車に化けたら、増税後価格の一日散歩きっぷ(10月5日から280円UPの2540円)になってもバンバン使って乗ってあげてもいいなw

*1:発車時刻繰り上げはいいとして、同時刻くらいに設定があった当麻行き普通車1本を吸収したがために、下り列車のみ当麻まで北日ノ出を除く各駅に停車するようになってしまった。