一日散歩きっぷ2019シーズンTHE FINAL
もうファイナルです。数年前から期間限定発売になって久しいですが、たぶん冬の荒天を考慮して期間限定になったんでしょうかね。12月になったので、今シーズンの発売は終了しています。来シーズンの発売は4月のはじめの土曜日からとなります。
さて、最終日はちょうど土曜日の11月30日で、スケジュール的にも合うし、天候も大崩れしないとの予報が出ていたので出かけてきました。まだ、夜が明けぬ5時過ぎに自宅を出発、路線バスなど運行している時間ではないので、駅まで徒歩で移動。途中のファミリーマートに立ち寄り、朝食となるおにぎりを購入。ファミマでも楽天ポイントが貯まる・使えるようになったんですね。駅到着直前、出庫する小樽行き始発列車の姿を発見。しかしながら、6両すべて通勤型車両で、出発までに全部食べれなんてできるにはできますが、さすがに周囲に他の乗客がいなくともはばかられると思ったので、急遽ラン線始発に乗ることにしました。
またしても150。もちろんこっちに乗らないわけにはいかないでしょう。まぁ、座席車でもはばかられないとは言えませんが、その度合いは通勤車よりは…さすがに、見合い型なので、向かいに他の乗客が来たら食べることはやめますが。
追分(K15)657
【石勝線2622D ワンマン千歳 キハ40-1772】
南千歳(H14)712
南千歳からは、本来恵庭から乗る予定だったキハ143系充当の東室蘭行き普通車に乗車。
写真は撮ってませんが、車体側面の一部(と言ってもほんの少し)が錆び、塗装がはがれて躯体の内部が見える痛々しい姿になっていました。お金がないのはわかってますが、こういう普通車にも痛々しい姿を見せないように整備や塗装のためのお金をもっとたくさん配分してもいいんじゃないのかなぁ。キハ261系ベースの新しいJT(ジョイフルトレイン)作るのにお金を捻出するのもわかりますが…苫小牧からは、鵡川から先がバス転換にほぼ決まった(確定だったっけ?)日高本線に乗車します。
キハ40-358。350番台に乗るのも久しいですね。これでTJライナー氏と様似に行って、帰りは既に引退したニセコエクスプレス(キハ183系5000番台)の快速「優駿浪漫」号(日高線内各駅停車)で移動したことが懐かしい。
苫小牧駅ホーム上次列車発車案内表示。鵡川行きですが、表示は様似のまま。また、発車前のホームの自動アナウンスも様似行きでアナウンスされていました。これ、直せないんでしょうか?
鵡川到着。駅ナンバリングは与えられていません。
列車代行バスを案内する看板。ここから、隣の汐見を含む様似までが、ご存知のように台風による高波被害で盛土が流出した影響でバスでの代行輸送が行われています。車内アナウンスでもその旨案内されていました。また、苫小牧寄りの浜田浦は一部列車が通過する駅で、乗ってきた列車(2225D)もご多分に漏れずすっ飛ばします。
乗ってきたキハ40×2。なぜか駅舎から離れたホームに停車します。駅舎前ホームの線路に何か問題があるのなら、それはそれで仕方ないですが、何の問題もなければそちらを使えばいいのになぁ、とか思いました。が、調べてみると転轍機に「スプリングポイント」式を採用しているとのことで、その兼ね合いもあるのでしょうか。
駅舎。「むかわ交通ターミナル」を兼ねています。
改札外の出入口付近に掲示されている代行バスの案内ポスター。静内までのバスの運行担当は、ジェイ・アール北海道バス(様似営業所)のみが担当してると思いきや、他に樽前観光バスとむかわ観光バスも入っているんですね。さすがに、静内から先はJHBが担当ですが。
列車代行バス。この日の8時38分発便は室蘭200か931が充当されていました。それにしても、沿岸を走行する路線が多いからか、フロントサイドミラーのサビ具合がものすごいですね。
すると、ちょうど鵡川行きの代行バスが到着。むかわ観光バスの室蘭230い668でした。久しぶりに日野のセレガRを見た気がします。
「警報鳴ったらわたるな!キケン!!」そのイラストには、40に弾き飛ばされる人の図が…どんだけ高速入線してんだ40、とも考えられますがw
苫小牧行きのりばの看板。真新しく見えるので、先程紹介した列車代行バスの案内看板と同時に作られたんでしょうかね。
ふと周囲を見回すと、除雪型モーターカー(?)が。もちろん、その側面に「岩見沢保線所」の表記があったから撮ったわけですが。サビだの塗装はがれだのあって痛々しいことこの上ないですが、雪が比較的少ない鵡川・苫小牧地域でもこの時期は大活躍してるんでしょうか。
さっき乗ってきた2225Dの折返し。
車中から苫東厚真発電所。胆振東部地震で有名になってしまった火力発電所です。もっといい図があったんですが、あれよあれよと言う間に建物側面まで来ちゃったのでこんな画に…
勇払原野…かな?寒々しさが増す画ですね…
苫小牧(H18)937
【千歳線2753M 普通 札幌 クハ731-208】
千歳(H13)959
千歳では、駅前の郵便局に立ち寄って、すぐ駅に戻ります。
千歳(H13)1038
【石勝線2627D ワンマン新夕張 キハ40-1772】
追分(K15)1105
朝に乗った1772号が充当。降車後は、今の今まで訪れたことがなかった「道の駅あびらD51ステーション」に行くため、徒歩で移動。
奥の方にうっすらと見える急坂を登らなければなりません。ホンマでっか…
ヒィヒィ言いながら急坂を登り、緩やかな坂を下って道の駅に到着。今年の4月19日に開駅した新しい道の駅です。同時期には、浜頓別町の「北オホーツクはまとんべつ」や、本州でも7駅が開駅して、現在道の駅は1154にも上るのだそうな。まずは腹ごしらえ。
「復興応援特別企画YOSHIMI監修熟成ヒレカツカレー」840円(税込)。サクサクの衣とやわらかいお肉、スパイスの効いた旨味のあるカレールウ。若干高めの値段ですが、それ相応の美味しい一品です。その後、D51が鎮座している博物館スペースに行ってみると、既に今シーズンの開放は終了しており(11月7日まで)、中に入ることができませんでした。
その前にあった、精巧に作られたD51のオブジェ。細かいところまで再現しています。
窓越しに見るD51。怨めしく見ていました…
昔の追分駅の駅屋根の再現と、日本遺産に認定された「炭鉄港」の横断幕。
入口風除室にある顔ハメパネル。右側の機関士下にいるキハ183系をモチーフにしたキャラクターは「キハ君」と言うそうです。グッズの販売もされていました。
博物館が今シーズンの開放を終了していたので、屋外展示のキハ183系国鉄色もこのようにブルーシートで養生されていました…
斜めに傾く松の木。よくお寺さんで松の木を見ますが、こんな立派なのを見たのは初めてかも…
「急坂」に見えないかもしれませんが、これが急坂なんですよ…行ってみればわかります。
追分駅近くまで戻りましたが、まだ帰りの列車まで1時間以上あったので、近くにあった「ぬくもりの湯」でひとっ風呂浴びることにしました。予定外に、自発的にこうして温泉に入るのは初めてなんですよね。源泉かけ流しではありませんが、露天風呂もあっていい湯でした。いきなり、ドカドカ入って突然何やらかんやら質問した挙げ句入湯し、驚かせてしまって受付の方々にはご迷惑おかけしました。でも、温まることができて本当に良かったです。お世話になりました。
追分駅舎。
SLの動輪とレール。
D51-465の動輪。このあと、駅で次の列車まで待ってましたが、先発の特急列車が20分ほど遅延しておりどうなるかと思い待っていると、石勝ローカルは到着は遅れるものの、定時で出発するという駅員さんからのアナウンスがあり、ホッとしました。追分での待ち時間が本来は11分もありますが、それが功を奏したんでしょう。
追分(K15)1342
【石勝線2628D ワンマン千歳 キハ40-1772】
南千歳(H14)1356
南千歳からはエアポに乗り換え。
このあと駅周辺をブラブラし、16時台のエアポで小樽までぶっ飛びます。
札幌(01)1613[2]
【函館本線3929M 快速エアポート155号 小樽 モハ721-3222】
小樽(S15)1645
小樽に着くと山線のキハ150に乗客が大挙して乗り込み、大混雑していました。それを傍目からパチリ。その後、駅前の長崎屋の地下に行きます。
目的はこれ。「たい焼き・焼きそばのどんど」焼きそばジャンボサイズ、これで400円。大通の地下にも「やきそば屋」というお店があり、こちらは味なし焼きそばを提供し、テーブルにある様々なソースや香辛料を絡めて食べるスタイルになっています。一方どんどは、ソース焼きそばを提供。テーブルにはラー油、お酢、紅生姜が備えられ、味を変えて楽しむことができます。どうやら長崎屋ができてからずうっとお店を構えているそうで、そうなると結構な年数経っているということになりますね。昨今増税云々で価格転嫁が進んでいますが、ここは増税後も良心的な価格を維持しているのでしょう。企業努力たるや素晴らしい!マスター(と思わしき男性)も、大きな声でたい焼きコーナーでお客さんを呼び止めていました。小樽は「あんかけ焼きそば」が有名ですが、こちらも頑張っていただきたい、小樽の名店ですね。
その後は新札幌までひとっ飛び。イオンをうろちょろしたりして、夕食にありつきます。フードコートの丸亀製麺か、高層階にあるサイゼリヤか悩みに悩みましたが「アラビアータを試したい」ということを思い出し、サイゼリヤへ。常時提供メニューは「ペンネ・アラビアータ」でした。「スパゲティアラビアータ」は平日ランチのみの提供だそうです。私は辛いものが苦手で、辛い料理を示す唐辛子のマークが2つ付いていましたが、ギャアアアと絶叫したくなるくらい辛いわけではなく、ピリリと来る程度で、それにトマトの酸味とガーリックの風味が食欲をそそり、あっという間に平らげてしまいましたw
その後再び駅に戻り、ザワ行き最終のラン線に間に合う、千歳線ローカルを待っていると、その前に釧路行き最終スーパーおおぞら11号が到着とのことでわけもなく動画で出発風景を撮影しました→https://youtu.be/MHty77UiusA
そしてすぐの苫小牧行きに乗車。
来たのは721系。やはり共通運用になったんでしょうか?
乗ってきた721系。この日はF-3編成でした。
こちらはさっきまでフロント側だった先頭車。このあと、北口側にある「MEGAドン・キホーテ苫小牧店」に立ち寄りましたが、チンタラしすぎて駅に戻ってホームに降り立ったのが、ザワ行きラン線終車出発の3,4分ほど前…今までにないギリギリの到着で正直焦りまくってましたw
ラストがまさかの日高色。朝に鵡川まで行った時は358号でしたが、今度は359号。室蘭線区間に入って、レポートを最近譲ってもらったネットブックに書き込んでいました。
乗ってきた359号。150もいいけど、他線区の40に乗るのもいいよね。閉塞感はあるけど…
先頭は1772号…って、朝と昼間に石勝ローカルで乗ったのと一緒やん。あとは寒い中、若干早足で徒歩帰宅しました。
次回の旅のレポートは、来年まで予定していません。時期も未定です。いわゆる「ワープア」なんで、旅のための資金を捻出できない月がほとんどなんですw
それではまた~。