新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

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「視聴率」だけで判断できない?

先程まで、同居の母と一緒に「シャーロック」最終回を観ていましたが(と言っても最後の30分程度)、原作がアーサー・コナン・ドイルの大名作「シャーロック・ホームズ」シリーズだそうで、思わず「原作レイプ?」と思っていたところ、やはり母も「シャーロック・ホームズのカケラなどほとんど感じられない」と思っていたようです。あとは、ディーン・フジオカ氏演じる「誉獅子雄」(ほまれ・ししお)という役名が「るろうに剣心」の「志々雄真実」(ししお・まこと)という大悪役しか思い出せなくて草でした。字は違うんだけどね。それに、主人公たちのチーム名が「CCO」。もうそのまんまですな。もし、現代に志々雄が復活して(アニメからリアルにってアレだけど)、包帯解いて皮膚移植手術したらイケメンになるだけでなく、心変わりして難解な事件を解決に導くちょっと変わった人に生まれ変わるんでしょうか…?次週「誉獅子雄という人物とは」というのを題材にした番外編(延長戦?)的スペシャルドラマをやるそうです。たぶん観ませんがね…w
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そして、昨日までNHK総合にて放送されていた大河ドラマ「いだてん」。ストックホルム五輪前後から東京五輪までの日本の様子を描いた作品で、脚本を「クドカン」こと宮藤官九郎氏が務めたものとして知られていましたが、残念ながら最終回の平均視聴率は8.3%(東京地区)、全体平均も8.2%(同)と歴代の大河ドラマ平均視聴率ワーストを更新してしまったとのこと。「2020東京オリンピックの機運を高める」というコンセプトだったのかもしれませんが、失敗に終わったと言われてもやむ無しという結果に。同じく「ラグビーワールドカップ日本大会の機運を高める」というコンセプトだっただろう、TBS系ドラマ「ノーサイド」の方が結果的に上手くいった感。かくいう私も全く観ていませんでしたが、まさかここまで落ち込むとは思っていませんでした。今年2月の第6話以降、ずーっと一桁を出し続け、結局最後まで二桁に乗せることはなかったそうな。同じ時間帯に放送される「ポツンと一軒家」(テレ朝系。北海道はon)に数字を取られまくったそうです。まぁ、私はその時間帯何かない限り、J-WAVEのラジオ番組「Travelling Without Moving」*1を聴いているので「大河一桁、へぇ~、そうなのかー(棒)」と思うだけなのですが。
序盤で離れた視聴者を呼び戻すことができずに終わったということでしたが、参照記事のコメント欄にも「"近現代大河"も悪くない」とか「最後まで楽しませてもらった」などと、やはりネット上では好評価コメントが多数を占めています。とはいえ、途中ピエール瀧(本名瀧正則)のコカイン事件があり、それも視聴率低下に拍車をかけたのではないかと思いますが、どうなんでしょうか。
最近は色々な視聴方法があって、コメントにも「一概に視聴率で判断すべきではない」という意見もありました。確かにそうなのかもしれません。しかしながら、個人的な感想ですが、今回の大河ドラマ「いだてん」は「そこまで魅力的ではなかった」という視聴者の判断が、低視聴率につながったのでは?と思います(観てもいないのにエラそうなこと言ってるが)。近年は魅力的な番組が少ないというのもあって、趣味もひねくれている私は、あんなに観ていたテレビから離れてしまっているなぁ、とたまに感じる時があります。歳を重ねて趣向が変わってきたというのもあるかもしれませんが、それを差し引いても最近のテレビ番組ってなんだかなぁ、と思うことが多くなりました。かと言って、動画配信サービス(HuluとかNetflixなど)の番組も、そんなカネ払ってまで観るか?という魅力的と思えないものが多い。であれば、YouTubeなど「動画投稿サイト」と呼ばれるところで、自分の好きなジャンルのものを観れば良い…そんな考えになっていますね。
以前からここでも言及していますが、YouTubeではカーレースのクラッシュ動画集をよく観るようになりました*2。投稿者は海外の方で、以前は広告収入でどうにか運営していたものの、YouTubeによりその対象から外れてしまい、今は海外のクラウドファンディング的なところで運営資金を募っています。「友よ、私はこれらの動画を製作するのにここまでの時間と労力を払っている。」のような感じで、窮状を訴える動画も投稿していました。
だからといって、テレビ番組に対して「放送コードに抵触するかしないかの刺激的な番組を作れ」なんて言うことはしません。逆効果になることもありますからね。「刺激的な番組=魅力的な番組」とはならないですし。これから、やはりテレビの時代はさらに衰退し、ネット番組が今以上に台頭する時代が間近になっているということでしょうか。

*1:10月頃から冠の「antenna*」が外れ、提供コールで「antenna*、ほか」となっていたが同社以外のCMが流れず「"ほか"とは一体なんなのか?」と詮索するほど謎の状態となっていた。先週から、スイスの高級腕時計メーカー「チューダー」(英表記TUDOR。チュードルとも。ロレックスののれん分けとも言えるメーカーで「ロレックスの廉価版」と言われていた時期があったようだが、今では最低30万円台の商品が多く庶民には手が出せない。ロレックスのそれと比べれば廉価なのかも知れんが)が提供に加わった。脚注長ェ…

*2:免許は持ってるがクルマは持ってないし車運転するのは自信がない。でもクルマ好きというなんとも言えない人間である。