新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

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「私は無実」ただそれだけを主張しただけ

THE GREAT ESCAPE 2019 - DIRTY GHOSN, DIRTY JAPAN -
誰かこのタイトルで映画でも作ってくれねぇかなぁ?いや、若干変えてもいいけどね、特にDIRTY JAPANは。
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この話題に記事を割くことすら馬鹿馬鹿しい記者会見でしたね。オレの約1時間を返せ。しかし、よくやったイラン!君たちがやってくれたおかげで、メディアの視線はこの老害よりイランとアメリカの動向に注目している度合いが高いぞ!
「私は無実潔白だ」「私はクーデターにより日産から追放された」「日本の検察で私と家族は傷つけられた」など、ツラツラ自分の言いたいことを主張するだけ。しかも、出席者はゴーンと親しい記者やTV局が主。そして、一番の目玉でもあった「日本からどうやって逃亡を図ったのか?」は明らかにされず。さらに「この陰謀に関わった日本政府関係者の実名を公表する」と、この会見の前に大々的に予告していましたが、フタを開けてみると「レバノン政府の人たちに迷惑がかからないように」とのことで「沈黙を守る」と発表。すごいですねー。こりゃ、ある種、芝居を堂々とやってのけたっていう感じしかしませんね。まさか、秘密裏に狂言でも習ってきた?w
「無実を証明できる証拠はどこにでもある」と言っていましたが、その証拠の明確な提示もありませんでした。確かに「人質司法」と言われても仕方ないのが今の日本の司法制度です。それはゴーンの言う通りで、明白です。ただ、その事実を差し引いても、百歩譲っても、今回の会見は単なる「ゴーン劇場」なだけで、そんなことを主張したところで「この人は無実だ」と感じた人は、少なくとも日本国内にはいなかったのではないかと思います。日本の司法制度に疑問を感じている人は「ゴーン氏の主張は正しい」と思っているかもしれませんが。バカでマヌケな私でさえも、この会見を見て「一体この人は何を言いたいの?」と途中から思ってしまうくらいでしたので、頭脳明晰な方は会見の冒頭でそう思った方もいらっしゃるかもしれませんね。この会見でゴーンの潔白が明らかになったことは一つもありませんでした。むしろ、さらに疑惑が深まったとしか言いようがありません。秘密裏に出国したのであれば、特捜部や検察庁をギャフンと言わせるような証拠をレバノンに持ち込むことができたの思うのですが、なぜそういうところに目が行かなかったのでしょう?ただ注目されたい(特に現地及び欧米メディア)がために開いただけの、ゴーンのありがたい"無駄話"を聞くだけの会見。いや、むしろ、あれは大根役者が演じただけの芝居。
レバノン政府が日本政府に対して「ゴーンくれてやるから、アンタんとこで裁判やれよ」と言ってくれるかどうかは、結構前に某ラジオ局の"ご来光様"が桜花賞ゴール後のストップモーション映像が流れたときに言った「わかりません!わかりません!まったくわかりません!」状態ですが、果たしてどうなることやら。

もうこんな老害、いっそのこと死んでくれたらいいのです。