新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

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アーモンドアイ、恐れ入りました

先程、東京競馬場第11レース・ヴィクトリアマイル(GI)の競走が終了し、断然の1番人気だった「アーモンドアイ」が優勝しました。

改めて最後の直線の映像を見たところ、一頭だけ次元が違う走りでしたね。あっさりと先頭を走っていた馬たちを抜き去り、最後は2着に4馬身差の圧勝を見せつけました。海外遠征が昨今の新型コロナウイルスの影響で無くなり、ローテーションが狂ったことでそこを不安視する評論が散見されましたが、そんなことも何のそのでしたね。ラジオ実況は小林雅巳アナウンサーでしたが、その百戦錬磨の小林アナウンサーの実況が一瞬止まってしまうくらいの末脚。ゴール後の実況でも「恐れ入りました」を連発するほどの強さ。私も恐れ入りましたが、恐らくあの直線の映像を見る度、鳥肌が立つんでしょうね。いやぁ、本当に恐れ入りました。以下は、優勝したアーモンドアイに騎乗していた、クリストフ・ルメール騎手のインタビューを書き起こしたものです。

インタビュアー(以下イ):おめでとうございます。
ルメール騎手(以下ル):ありがとうございます。

イ:本当に強かった。
ル:めちゃくちゃ強かった。安心した。彼女(→アーモンドアイ)のエンジンはまだある。今日は、パドックからスタートまですごくいい感じだった。大人になったのでもっと静かになった。道中、とても乗りやすかった。リラックスできた。最後は、彼女のパワフルストライドを使った。

イ:プラン通りレースは進んだのか。
ル:いつもアーモンドアイのスタートによる。今日は、すごくいいスタートをしたから、いいポジションを取れた。コウヘイ・マツヤマ(松山弘平)ジョッキーのうしろでちょうどいいポジションだった。外からプレッシャーかけられずに済んだ。ずっとマイペースで走れた。これから負けないね。

イ:芝GI7勝目、ディープインパクトなどに並んだ。今後どうなるのか。
ル:アーモンドアイはレジェンドホース。彼女の人生は終わっていない。よかったら(→状態が良ければ、ということか)、改めてGIを勝つことができると思う。やっぱりアーモンドアイは特別な馬。みんな応援してくれた。あと、コウセイ・ミウラ(三浦皇成騎手)に感謝。コロナウイルスで、僕は美浦トレーニングセンターに行けなかったので、調教で乗ったコウセイ・ミウラジョッキーはいい仕事してくれた。本当に感謝。

レース結果等、詳報はJRAのHPをご覧ください。また、今日のWIN5は1557票が的中、払戻金は32万5710円でした。なお、ヴィクトリアマイルでは競走を取り消した馬がいるため(他の対象レースでもいたのかな?)、返還金が発生しているのでご注意ください。的中された方々、本当におめでとうございます。