新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

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MGC、東京五輪代表内定者決まる

ラソングランドチャンピオンシップ、略して「MGC」が9月15日に行われ、男女2名ずつの東京五輪日本代表内定者が決定しました。「MGC」って何やねん?って方は、以下をご覧ください。たぶん、わかると思います。見てもわからんって人は、根気強く調べてもらうか、潔く諦めてくださいw
www.mgc42195.jp

男子

午前8時50分にスタート(電子ピストルが鳴らないハプニングがあった模様)。
私は序盤~中盤あたりまでしか見ていませんが(用事ができてしまった)、先行逃げ切りかと言わんばかりの設楽悠太選手(Honda)がリード、というかモータースポーツの「ランデブー走行」ばりの"飛ばしすぎ"な走りを見せ、まさかそのまま本当に「先行逃げ切り」?と思われましたが、そんなことはなく、じわりじわりと後方集団が迫りました。30キロ地点で設楽選手がペースダウン、その約3キロあとでさらにペースダウン、35キロ地点で2位集団との差が35秒となり、30キロ地点で77秒差だったのがわずか5キロのうちに縮まり、その後、37キロ半付近で遂に2位集団が設楽選手を捉え、設楽選手は集団内に留まるかと思いきや、そのまま集団からズルズルと遅れ、首位争いからここで脱落。このあとは、今大会優勝した中村匠吾選手(富士通)や、2位になった服部勇馬選手(トヨタ自動車)、その他、大迫傑選手(Nikeタイランド)、橋本峻選手(GMOアスリーツ)、大塚祥平選手(九電工)が熾烈な首位争いを展開。結局は、ゴール1キロを過ぎたあとにラストスパートをかけた中村選手がそのまま首位で優勝のゴール。服部選手が2位。この上位2名が、来年開催の東京五輪日本代表に"内定"。あくまでも"内定"であり"決定"ではありません。そして、残りの枠は「1」。今後のレースで誰が入るのか。今大会、序盤に飛ばしすぎて途中失速し、14位に終わり惨敗した設楽選手が巻き返すのか、はたまたその他の有力選手が設楽選手を上回って、マラソン日本代表の座を掴むのか。今後のレースにも注目です。

女子

男子から20分後の午前9時10分にスタート。序盤はワコール所属の3人の選手(一山麻緒選手・福士加代子選手・安藤友香選手)がレースを引っ張ります。5キロまではハイペースで進み、その後からは徐々に先頭集団から遅れる選手が目立ち始めました。半分の地点で、今回優勝した前田穂南選手(天満屋)が首位、2位になった鈴木亜由子選手(JPグループ)が続きました。その後は、前田選手の独走が続き、そのままトップを譲らずゴール。"内定"圏内の2位には、以前から有力視されていたJPの鈴木選手が入りました。1位と2位の差は約4分。大激戦の男子の8秒差とは大違いでした。こちらも残り枠が「1」あるので、今後のレースでラスト1枠が決まります。

男女とも、今後の動向が注目。今回敗れたり、棄権してしまった選手も、今後頑張ればその座を掴み取れるかもしれないので、必死に食らいついてもらいたいですね!