新特急なすの日和

205系500番台R3編成。この姿が疾走している場面を見ることはできない。(2009年7月18日撮影)

アクセスカウンター

三笠・幾春別・桂沢を友人と一緒に車で巡る旅

先日、友人と一緒に、彼の車で外出してきました。メインの行先は、三笠市幾春別町にある三笠市立博物館。それと、昼食はその近くにある更科食堂さん。

まずは、朝食として、岩見沢市民のソウルフードと言っても過言ではない、かまだ屋6条店へ。

私はきつねそばを選択。食券制ですので、最初に食券を購入します。昨今、原材料価格の高騰で食品値上げが続く中、360円で提供しています。天ぷら、きつね、生卵が一緒に入った3Sそば/うどんも410円。以前より多少高くなりましたが、それでも良心的な価格です。つゆとシャキシャキのそば、甘辛く味付けされたおあげがたまらなく美味しい。あっという間にいただいちゃいました。

食べ終わったあとは、三笠市立博物館へ向けて車を走らせます。安全運転を心がける彼は、だいたい制限速度の範囲内で走ります。いつもビュンビュン飛ばす、私の母の運転とは正反対ですw

そして、三笠市立博物館へ到着(外観撮影してなかった…)
この博物館は主にアンモナイトの化石を展示しています。

メインの展示室。アンモナイトの化石がズラリ。

ひな壇状に展示されているアンモナイトの化石。

こちらは、アロサウルスという恐竜の全身骨格。

そのアロサウルスの実物の大腿骨だそうです。Don't touch!
館内を回ると、三笠市生まれの偉大な方の功績を称える展示等があり、一通り回っていると、展示物ではないものに目がいきました。

レトロな字体の自動ドアのステッカー。こちらからは出入りできませんが、思わず撮ってしまいましたw
ちなみに、手のマークにうっすら書かれている「Teraoka」の文字。現在はフルテック株式会社と呼ばれる、寺岡ファシリティーズ製の自動ドアでした。2015年に現社名になっているので、この字体のものや、Teraokaと書かれているものも、自動ドアの更新などで新しいものに交換されているでしょうから、ある意味貴重なものかもしれません。
さて、その後、館内と三笠の自然や樹木のあれこれを展示する別館(元幾春別保育所)に行き、サイクリングロードを兼ねているらしい、野外博物館へ行くことにしました。その道中見つけたのがこちら。

サビが目に見えてわかり、朽ち果てるだけの状態で屋外に設置されてあったもの。恐らく、形状からして炭鉱の坑道内と地上を行き来し、工夫を乗せる列車のようなものだと思います。友人は「ファンタジー感がある」と、色合いからそう言っていましたw

続いて野外博物館手前にある橋から撮影した川の様子。雨はこの日より前に止んでいたのですが、なぜか濁っていました。夜のうちに上流で大雨でも降っていたのでしょうか?
パンフレットの地図を見ると、全体を回ると結構な距離に見えたので*1、途中の旧幾春別炭鉱錦立坑櫓まで行くことにしました。

まずは、幾春別に森林鉄道があったことを今に伝える橋脚の跡。ちなみに、このサイクリングロードもその森林鉄道の線路跡を有効活用して整備されたとのこと。一部でしたが、往時の線路の上を歩いていたことになるのですね。

続いて、幾春別層。生で見られることをオススメしますが、遠目であるものの、迫力ある地層の様子を見ることができます。

木々の間から幾春別層を見る。次に旧幾春別炭鉱錦立坑櫓へ行きますが…

その手前には、ステップの広い木の階段が。普段ラクして移動しているので、ハアハア言いながら上っていましたw

その階段を上り終えると、立坑櫓が鎮座していました。この立坑櫓は、北海道内で最古の立坑櫓とのこと。1920年(大正9年)に完成したとのことですから、今年で完成から102年ということになりますね。

北炭のマークもバッチリです。

続いて、隣にあるレンガ造りの建物の中へ。

中はこんな感じです。この隣には、離れのような建物もあり、恐らく採掘された石炭を貯めておく貯炭場の建物であったと考えられます(建物撮るのを忘れた)
そうこうしているうちに時間は昼。予定していた更科食堂さんへと向かいます。

創業およそ100年ということですから、石炭採掘最盛期の頃の男たちの胃袋も支えていたのでしょう。そんな更科食堂、調べてみると2020年夏ごろに一度閉店していたとのこと。しかし、4代目を募集し、その方が3代目ご主人の指導を受け、2021年に4代目更科食堂として再オープンを果たしたということです。このお店、そばがメインですが、ちょうど「そらちエゾシカウィーク」(10月16日まで)とのタイアップで鹿とじ丼というメニューを出していました。1日限定10食とのことで、恐る恐る聞いてみると、その日はまだ完売していなかったことがわかり、私も彼も同じものを注文。なお、このメニューは「ウィーク」終了と同時に提供も終了しています。

こちらが鹿とじ丼。親子丼の鹿肉バージョンといったところでしょうか。

鹿とじ丼のみ全体。

すべて固まりきっていない、絶妙な固まり具合は最高でした。

鹿肉はほどよい弾力があって、なおかつジューシー。噛めば噛むほど旨味がジュワッと出てきます。味付けもパーフェクト。

これで650円。これまた良心的すぎます。他のところだったら、1000円まではいかないと思うけど、それくらいしてもおかしくないと思います。意外と鹿肉使った料理って高いのでね…いやー、本当に美味しかったです。ごちそうさまでした!!

続いて、以前一度幾春別に来たことがあるのですが(路線バスで)、その時に積雪であまり近づけなかった奔別炭鉱の立坑櫓を見に行きます。

旧奔別炭鉱の立坑櫓。

少しアップで。

周辺と一緒に。

旧奔別炭鉱の説明板。住友系*2の炭鉱として、当時の最新システムで「100年採掘できる」との謳い文句で「東洋一の立坑」とも言われていたようですが、1966年にガスによる爆発事故が発生、多数の死傷者を出してしまいました。「奔別」と勇壮に書かれた立坑櫓の下にある、手前に出っ張った建物は(非常に見辛くて申し訳ないです)その爆発事故で鉄骨の骨組みを残して、すべて無くなっています。事故の凄まじさをまざまざと見せつけられる場面です。

次に、桂沢湖へ行くことに。しかし、新桂沢ダムの建設で桂沢湖がかさ上げになることで、湖を一望できる場所(桂沢公園)が閉鎖になっていました。なので、湖上にかかる国道452号線の橋上から湖の風景を撮影することにしました(車は近くの駐車スペースに駐車)

この橋上からでも、雄大な湖の風景を見ることができました。よかった。

そして、そのあと452号線を進み、夕張(大夕張)を回って岩見沢に帰ってこよう、となって車を走らせましたが、途中の標識で「夕張 36km」の表示を見つけ、これは無理だ!ということになり、安全なところでUターンし、三笠経由で帰ることにしましたw
途中、車内では、酷評続出のホラー映画「それがいる森」の話になりました。彼がホラー映画好きということなんですが(私は観ませんw)レビューがとにかく酷評ばかり、と話してくれました。監督の中田秀夫さんは、あの大ヒットホラー映画「リング」や「仄暗い水の底から」などの監督を務められた素晴らしい人とのことですが、今回は「それ使う?!」といったパンチライン(オチ)のつけ方などをしてしまったがためにこういう酷評だらけの「ヤバい映画」になったのだとか。それを聞いて納得し、やっぱりアイバチャンでもダメなものはダメか…と思った次第ですw

続いて、クロフォード公園へと足を運びます。

幌内太駅の初代駅舎を再現した、売店が入る建物。幌内太駅はその後、三笠駅と改称されました。旧国鉄幌内線の本線と支線が分かれる駅として開業しました。ちなみに、支線の終点・幌内駅の跡地は、現在三笠鉄道記念館として整備されています。

こちらは公園内に保存されているキハ82系。風雨に晒されてサビが目立ってきていますね…とはいえ、往時の凛々しい姿を見られるのは、岩見沢近辺ではここだけでしょう(現役当時のことは知りませんけど…(^-^;)

その後、長時間運転もあって、イオン三笠店で一旦休憩。色々近況を話し合いました。夕飯は、グルメ系回転寿司の一角であるはま寿司に行くことに。

期間限定メニュー・大切り藁焼まんだい。「まんだいって何?」と思い、その場で調べてみると、どうやら深海魚とのこと。また、生態についてはほとんど明らかにされていない、謎の魚だそうです。ハワイや沖縄などではよく食べられている魚とのことで、サーモンとマグロの間とかマグロの赤身のような感じなんだそうな。はま寿司では、藁焼きの良い香りで美味しくいただけますが、いつかお刺身でもいただきたいですね。

シメは「秋の味覚おいもパルフェ」。大学芋やさつまいも味のアイスクリームなどが乗っていて、甘いものに目がない私にとっては最高のメニューでした。しかし、さつまいも味のアイスクリームがとてつもなく硬く、最初に食べようとしたところ、スプーンすら刺さらないほどでした。これには、思わず声を出して大爆笑しそうになりましたw

夕食後は、私を家の近くまで送ってもらって、そこで解散。楽しいひと時でした。

*1:あとで調べてみると、終点までの全長は1.2kmで、三笠市立博物館を起点に往復40分とのこと。

*2:最初は奈良炭鉱というところが建設した模様だが、後に住友炭鉱に売却されたとのこと。

貨物列車の音専門ラジオ番組

AIR-G'*1の月曜~金曜の23:55~24:00の5分間、10月3日から「JR貨物 presents Sound of Train」という新番組がスタートしていました。以前は、AIR-G'が特に推薦する国内外の楽曲(最近は国内中心)を1~2曲放送する「AIR-G' POWER PLAY」という番組でしたが、10月の番組改変で週末のみの放送になった模様です。

JR貨物 presents Sound of Train」とは、文字通り、JR貨物の機関車内で繰り広げられる「音のドラマ」を放送する番組です。パーソナリティ・ナレーションは、AIR-G'ではおなじみ、高山秀毅アナウンサー。今月は、北見19時ちょうど発札幌貨物ターミナル行臨時高速貨物8074~8086(北旭川から)列車の様子を放送しています。ちなみに、各駅時刻は以下の通り。*2

*3 時刻
北見(A60) 1900 始発
遠軽(A50) 2036 着/2044 発
新旭川(A30) 2328 着/2336 発
旭川 2343 着/連結作業を行い040 発
新旭川(A30) 通過
滝川(A21) 131 通過?
岩見沢(A13) 207 通過?
札幌貨物タ 238 終着

普段、貨物列車の車内の音なんて聴く機会ありませんから、月~金の僅か5分間の番組ですが、毎晩の楽しみになりました。
また、ポッドキャストも10月15日から開設(番組ページでは「開通」と表現)。ポッドキャスト版は、CM・BGMを省いた、オープニングと本編のみの構成になっているので、さらに短くなって2分となっていますが、それでも聴き応えがあります。なお、グーグル版のポッドキャストにはなく、アップル版とスポティファイ版での配信ですので、グーグルポッドキャストしかないという方は、番組ページからポッドキャストのページへジャンプいたしましょう。

*1:株式会社エフエム北海道の愛称。周波数は80.4MHzなど、コールサインはJOFU-FM。

*2:2020年3月改正版貨物時刻表を参照しているため、現在と異なる場合あり。

*3:駅ナンバリングJR北海道のもの。貨物駅はナンバリング無し。

ジンギスカン鍋クッキー

前回、友達と一緒に室蘭の道の駅「みたら室蘭」に立ち寄った際、ジンギスカン鍋クッキーなるものを見つけて購入。帰宅後、どんなものか実食してみました。



箱を開けるとこんな感じ。ラム肉、いちょう切りの玉ねぎ、ギョウジャニンニク(長ネギじゃなかった)を模したクッキーが、それぞれこれまたジンギスカン鍋を模したものの上に乗っています。もちろん、それぞれラム肉の味がしたり、玉ねぎの味がしたり、ギョウジャニンニクの味がするクッキーではありませんので、ご安心をw

すべて平らげ、鍋だけになりました。このまま周りのトレイごと捨てるのかと思いきや…

まあ、なんということでしょう!(C)加藤みどり*1
この鍋、食べられるんですね。さすがに1枚まんま持ってかぶりつくのは非常にリスキーですので、道南、道北、道東部分を割って、道央部分もあとで割って食べました。黒ゴマが練りこまれたクッキーで、ゴマの香ばしさと濃厚な味を楽しめます。甘さも控えめです。

箱裏面。(表面も撮影したハズなのだがどこかへ行ってしまった…)
室蘭工業大学の教授が作った「クッキー金型」を使って、室蘭市内の製菓店が作ったもの。道産小麦100%、無化調など、地産地消で安心安全な商品です。室蘭って、美味い飲食店がたくさんあったり、こういうクリエイティブな商品があったりと、人口減少で疲弊する「鉄の街」とは思えぬ素晴らしさですね。同じ「炭鉄港」を(一応)構成している岩見沢とは比べものになりませんね。岩見沢も、もっとこういうクリエイティブなものとか、たくさん出てこないのかしら?頑張ってほしいです。

ジンギスカン鍋クッキー」ごちそうさまでした。

*1:2020年11月15日放送部から、キムラ緑子がナレーションを担当している。

室蘭市水族館のおもしろさよ

今月初めに、室蘭に住む友達に会いがてら、室蘭市水族館登別マリンパークニクスへ、お昼ご飯は室蘭・中央町にあるしゃにむにさんへ行ってまいりました。

まずは、岩見沢から室蘭まではJRで移動。東室蘭で下車し、友達と合流。車に乗せてもらい、室蘭市水族館へ向かいます。
この水族館は、北海道内で初めての水族館*1で、道内最古の水族館と言ってもいいでしょう。ただ、昭和28年に建設された各建物は老朽化が顕著で、室蘭市では建替えも視野に入れているようですが、財政的に非常に厳しく、現在この水族館含めて数ヶ所の動向を同市ホームページ上で意見募集しているようです。歴史ある水族館なので、建替えや移転含めて考えていただきたいものですが…
さて、入館料は大人400円。きっぷうりばの職員からきっぷを購入し、入館。まず、屋外展示のペンギンプールへ。

すると、写真の左上あたりでクチバシを上にあげている子がいきなり野太い鳴き声でお出迎え。ペンギンって、見た目あんなにかわいらしいので、鳴き声とのギャップに驚きですw

涼し気に泳ぐ子たち。



続いてトドが泳ぐプールへ。涼し気です。



トドプールは、このように一段下がっている箇所があり、水面下のトドたちの泳ぎを見ることができます。

この施設には、いくつか遊具を設置されており、小さいながらも観覧車が設置されています。これを見て私は…

こんな感じで妄想してしまったのですw
東急8500系も来年1月をもって全車引退が決まっているので、それまでにもう1度お目にかかりたいものですが、たぶん無理かなぁ…


続いて、展示館内へ。まずはヒラメの水槽から。ヒラメの生態として、砂地を好んで生息するようで、普段は砂の中に潜んでいるようです。

続いてヤドk…なにこの量!!w
いっぱいいすぎて思わず笑ってしまいました…でも、こういう展示が室蘭市水族館の特徴なのかも。人間は絶賛「三密を避けよ」と言われていますが、海の生き物にはそういうことがないようですw

続いt…こちらも所狭しと魚が縦横無尽に泳いでおりましたw
もう言うことありません。見てるだけで楽しすぎますw

こちらの水槽は、量は少なめ。優雅に泳いでいるイメージです。


しかし、この2枚の3匹については、どうやら人間慣れしているようで(かどうかは知りませんがw)カメラを向けると自然とこちらを向いてくれましたw
「見てんじゃねーよ」とか「なんだコノヤロー…」とか言われている気がして…最初のほうの右側にいる黄色っぽいのは
「なんだいあんちゃん…ツラ貸しな」
って言われている気がしましたw

ウツボちゃんもいました。

続いてはサメ。優雅に泳いでおりました。


ここから深海系の生き物になるので、照明等も深い青になっています。

カニさん*2が2匹揃ってこちらを向いてお出迎え。「なに撮ってんだよ!」と言ってそうですw


同じ水槽の中には、別の大きいカニ(たぶんズワイ)も複数同居。うち1匹は外界に出たがっているようで、滑り落ちるにも関わらず一生懸命壁をよじ登ろうとしていましたw

イソギンチャク。

(ドスの利いた声で)「なにみてんだよコノヤロー…」

「こっちみんな」

「みんじゃねーよ…」

この水槽では、ヒラメちゃんと一緒にサメ(たぶん)もいました。

そしてまたヒラメちゃんにもガン見される始末に…w


館外に出て、次は鯉が優雅に泳ぐプールへ。色とりどりの鯉が泳いでいました。鯉を見るとどうしても「鯉の争い奪い合い」というデスボイスで空耳が聞こえてまいりますw(←各自で調べてね

次に、あのステンレス輝く観覧車に乗車することに。遊具に乗るには、入館料とは別に支払う必要がありますが、1乗車大人200円なので全く費用面で気になりません。なんて良心的。

観覧車の頂上辺りから、白鳥大橋方向を撮影。この日は雲も少なく、晴れていたので眺望はよかったです。

私は初めての訪問、友達はかなり昔に来園していた模様。彼曰く「10分、20分くらいで全部見回っちゃいそうだよね」とのことでしたが、いやいや、おもしろすぎて結局1時間ほどいました。屋内展示の水槽は圧巻です。今年は10月10日まで。海の生き物がそこまで好きじゃなくても楽しめるので、1度いらしてみてはいかがでしょうか。
JR室蘭駅から相当離れているので、徒歩だと約1時間かかるようです。バス(道南バス)に乗れば最寄りバス停まで30分、そこから5分で到着です。車の場合、高速道路利用の場合は、室蘭ICから約15分。白鳥大橋を経由し、道の駅「みたら室蘭」の向かい側にあります。
続いて、昼食を食べに「しゃにむに」さんへと向かいます。

アーケード街から、ほんの少しだけ離れた個人経営の飲食店。かの有名な「味の大王室蘭本店」*3のお隣。盛りが多く、鉄板で提供してくれるものが多いとのこと。早速店内に入り、ナポリタン(大盛)を注文。

ジューッといい音を奏でながら、目の前に置かれたナポリタン。ケチャップのいい香り。太麺。よだれが止まりません。

この、どこから見てもよだれを止まらなくする画。思い出しただけでよだれが止まらなくなりますw

味は文句なく美味しいです。ケチャップの濃い味が全身を駆け巡り、太麺のモチモチとした食感がたまらなく良い。

本当に「食ってるわ~」と感じられる一品です。他にも色々メニューがあるので、ぜひ室蘭を訪問された際は「味の大王」もいいけど、こちらにもお立ち寄りを。
JR室蘭駅から徒歩10分圏内。ロケーションばっちりです。
次に、車を飛ばしてもらって、登別マリンパークニクスへ移動します。


「ニクス」と言えば、この北欧のお城風の本館建物。ただ、閑散期ということもあってか、園内はほとんど人はいなく、エントランスゲートを通った広場はほぼ貸し切り状態。手回しオルガンの音楽が場内に寂しく流れていました。

この本館の中に入り、最初に撮影したのがエビ。水槽がどれも凝っていて(というか凝りすぎ)撮影するには意外と苦労しますw

館内をどんどん進んでいくと、特別展示コーナーがありました(追加料金不要)様々な金魚を集めた展示でした。

大水槽の中にはこのように、色々な海の生き物が泳いでいました。

そして、唯一カメラを向けるとカメラ目線になってくれたのがこの子。「なにしにきたんだよ…」とでも言ってそうな感じがしますがw

館内を一通り回って、屋外展示へ。ペンギンコーナーがありました。一段下がって水中を泳ぐ姿も見られます。

この風景を見て友達がボソリ。
「パチンコ屋に開店前から並んでるオヤジみたいだよね…」
確かにw

この日水族館を2つハシゴしましたが、室蘭市水族館の方がものすごく面白いと思いました。ニクスも、イルカショーやアシカショーなどを観ることができたのなら多少は面白いと感じたでしょうが、いかんせん動線があまり良くない気がします。壁面展示も、写真やそういうものではなく、小さい水槽でも入れてそこでも海の生き物を展示すれば良いと思いますが、構造上難しいのでしょうかね…それでいて大人2600円はあまりにも高すぎる。彼はさらに駐車場代500円も支払った。
登別駅から徒歩約5分と、絶好のロケーションですが(室蘭市水族館は徒歩約1時間)内容うんぬんを加味すると、やはり室蘭市水族館の方が面白い。展示の仕方も面白味に拍車をかけているのでしょうね。なお、ニクスと室蘭市水族館、両方にあの有名人さかなクン氏(東京海洋大学名誉博士で同校客員教授)がTV番組の取材で訪問しているそうです。でも、ニクスにだけ寄せ書きがあって、室蘭市水族館にないのは不可解。

帰りはわざわざ、友達曰く「苦じゃない」とのことで、岩見沢まで遠路はるばる送ってもらいました。本当に感謝、感謝です。

*1:当初は道立。現在は観光協会が管理運営。事業の主体は室蘭市

*2:初代マリオブラザーズではなく、スポンジボブのカーニさんでもない。

*3:苫小牧にも同名の店があるが、こちらはそののれん分け。苫小牧の店(総本店系と言うらしい)は、一度食堂として苫小牧で開店するも経営が立ち行かなくなり廃業し、親族がいた岩見沢で創業した、ということに岩見沢市民として驚きである。その岩見沢時代の店でラーメンを食べたのがきっかけで弟子入り・修行、のれん分けをもらったのが室蘭系統の店だという。

「THE逃走ハイウェイ」というすごいPS2のゲーム

「伝説のクソゲー」とか「バカゲー」と評されている、PlayStation2のシンプル2000シリーズのゲーム。何せ、東名高速道路の名古屋→東京間を、ガチで全区間走らされるレースゲームですからね。YouTubeにはこのゲームのプレイ動画がいくつもアップされており「ストーリーモード」をクリアすることで解禁される「ノンストップモード」で、全区間を何分でクリアできるかというRTA(Real Time Attackの略)動画も多数アップされています。先述の通り「伝説のクソゲー」だの「バカゲー」だの言われていますが、ごく最近でもプレイ動画がアップされるくらいですから、一部ではまだ人気があるようです。

そんな「THE逃走ハイウェイ」。私はプレイしたこともありませんが、もし今後何らかの切欠でプレイすることになった時、あくまでも自分用の「忘備録」として、各ステージ毎の検問配置等を記載しておきます。完全に「誰得」なので「続きを読む」で隠しておきます。見たい人はどうぞご勝手に。なお、参考にした動画はコチラ→【旧記録】The 逃走ハイウェイ RTA/Car Racing Challenge Speedrun (True Ending)[2:04:47.06] - YouTube


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JR北海道春のダイヤ改正で誕生した新駅&改称2駅に行ってみた

3月12日、JR北海道は春のダイヤ改正を実施しました。
これにより、帯広・釧路方面特急「おおぞら」は全てキハ261系1000番台に置き換わり、キハ283系の運転が終了。また、新得~釧路間の普通列車(ワンマンカー)は新型のH100形に置き換え。キハ40系は釧路地区から撤退しました。また、廃駅も相次ぎ、函館本線砂原支線の5駅を中心に7駅が廃止となりました。

その一方で、学園都市線(札沼線)のあいの里公園~太美間に新駅「ロイズタウン」駅が開業。そして、石狩当別石狩太美の両駅は、頭の「石狩」が外れて、それぞれ「当別」・「太美」駅として改称されました。今回はその様子です。

まずは岩見沢以北から直通運転の小樽行きに乗車します。

岩見沢(A13)715(4)
【函館線2138M 普通 小樽 クハ735-201】
札幌(01)803(3)

アピア地下の吉野家で朝食を食べ、再び札幌駅へ。次は学園都市線の列車に乗ります。

札幌(01)854(9)
学園都市線2551M 北海道医療大学 サハ733-3211】
当別(G13)937(2)


当別駅到着。本来なら改正当日に行く予定だったのですが、色々ブッキングしてしまい、約1週間後にようやく訪問できました。

縦長式。

壁掛け式と楷書体で作られた旧駅名「いしかりとうべつ」が彫られた銅板(?)

改札を出て、駅直結の自由通路の案内板。こちらもやはり変わっていました。なお、自由通路の建物外側にある駅名表示も「JR当別駅」に変わっているらしく、今回はそれを撮り忘れてしまったので、次回訪問した時に撮影したいと思います。次の札幌行きの列車で、同じく改称された隣の太美駅へ。

当別(G13)1006(1)
学園都市線2550M 札幌 サハ733-3211】
太美(G12)1013

折り返しの列車は、先ほど当別駅まで乗ってきた列車と全く同じでした。わずか7分でしたが、再びuシート車輛に着席。

太美駅到着。新駅「ロイズタウン」の表示もちゃんとあります。

当別駅と同じく、旧駅名を彫った銅板(?)も健在。駅名は変わってしまいましたが、これは残してほしいですね。

以前「JR石狩太美駅」の表札(?)がありましたが、赤いプラスチック状の板で覆われていました。

屋根部にある駅名表示。そして、次はお目当ての新駅へ。

太美(G12)1041
学園都市線2552M 札幌 クハ733-3208】
ロイズタウン(G11-1)1043


ようやく来ました。新駅「ロイズタウン」駅。英語表記は「ROYCE'Town」と、ROYCEとTownの間にアポストロフィ(')が付くんですね。

縦長式駅名標。いつもひらがな表記のものしか見たことがなかったので、全てカタカナは新鮮であり、ちょっと違和感でもあり。

ホームから札幌方面を見る。ご存じの通り、この駅は1面1線のいわゆる「棒線駅」の構造になっています。

同じく太美方面を見る。また、日中は全列車が停車しますが、朝夕と夜の一部列車は通過します。その対象列車は、


業務用電話ボックスもピカピカ。

ホーム床に貼られている乗車目標。先述の通り「棒線駅」なので、札幌・当別両方面の記載があります。続いて、駅舎内へ入ります。

入場すると目の前の壁にはこんなものが。

もちろん無人駅なので、近距離きっぷの券売機が設置されています。

ロイズタウン駅の両方面の時刻表。

バリアフリー対応のスロープも設置。

駅構内案内図。目の不自由な方への、点字と音声案内の両方に対応しています。

駅壁面。

駅遠景。まず駅と駅舎が先行開業したような形で、駅前や周辺は引き続き造成工事が行われます。なお、造成工事の完成は来年3月の完成ということです。派手派手しい駅前にはならないと思いますが、駅設置を請願したお菓子メーカー・ロイズにまつわるオブジェなどが設置されるものと思われます。
そして、近くの「ロイズ太美工場」へと足を運びますが、周辺道路は歩道がなく、さらに意外と交通量が多い道路なので非常に危険です。今後の造成工事に伴い、周辺に歩道も設置されるかと思いますが、もし駅から工場へ移動される際は、前後の車の通行、足元に十分注意して通行しましょう。また、先ほどの駅遠景写真は、車の通行が途切れたタイミングを見計らって撮影したものです。写真撮影の場合も、そのように自らの安全と周囲の安全を確認した上で撮影を行いましょう。そのようなこともあってか、

本数は限られていますが、ロイズタウン駅と工場駐車場との間で無料シャトルバスが運行されています。このシャトルバスに合わせて、駅と工場を移動するのもオススメです。

続いて、ロイズ太美工場への訪問です。直営店が併設されており、週末ということもあってか大変混雑し、賑わっていました。

正面広場のオブジェ。

正門前から見た、学園都市線石狩川橋梁のトラス橋。なお、橋の長さは1064メートルで、北海道内最長の橋梁となっています。遠くから見ても、ハッキリとわかる美しい単線トラス橋です。

中に入ると、カカオの形をしたベンチが。リアル。

直営店で買ったもの、及び当別駅で記念入場券がまだ販売されていたので購入。(帰宅してから撮影)クリアファイルは大好物なので即買い、ナッティバーチョコレートは各駅駅名と駅ナンバリング、それに721系(しかもF-2107編成)がデザインされていたので買いました。ロイズのバーチョコレートが美味いのは知っていますが、それにザクザクとしたナッツの食感がクセになります。開けて数日のうちにペロリと平らげてしまいましたw
再び歩いて駅へ戻り、札幌方面へと帰ります。

ロイズタウン(G11-1)1218
学園都市線2562M 札幌 モハ733-115】
桑園(S02)1250(4)

桑園駅目の前のイオン桑園SCのフードコートで昼食をとります。

桑園(S02)1400(2)
【函館線189M 普通 岩見沢 モハ733-103】
札幌(01)1403(7)

札幌で下車し、周辺や大通まで足を伸ばした上で、再び駅へ戻ります。

札幌(01)1600(5)
千歳線空港支線3928M 快速エアポート160号 新千歳空港 モハ733-3208】
新千歳空港(AP15)1638(1)

意味もなく新千歳空港まで行くのが、私の趣味だったりします(←趣味なのかよ

新千歳空港(AP15)1706(2)
千歳線空港支線・本線3923M 快速エアポート171号 札幌 モハ721-5201】
札幌(01)1744(6)

かなり早い夕食をとり、ホームへ。

こちらは721系側面行先表示幕。もう全ての行先表示幕は「石狩当別」から「当別」に変更されていると思います。

10番線の発車表示。今回のダイヤ改正前から当別(石狩当別)行はかなり減らされていて(ほとんど北海道医療大学行に延長)時間帯を選ばないとこの表示を拝むことはできなくなっています。

こちらは英語表記。

ふと思って隣の9番線発車表示を見ると、近い時間に江別行普通列車の表示。ちょっと一瞬「江別と当別って瞬間混同しないのかなあ?」と思ってしまいました。まぁ、これからもないと思いますが、誤乗車がないことを祈ります。そして、滝川行普通車で帰途。

札幌(01)1934(7)
【函館線2255M 普通 滝川 モハ721-3018】
岩見沢(A13)2017(7)

最終バスで、無事帰宅いたしました。

それではまた。

*1:新千歳空港行。札幌から快速エアポート60号となり、千歳線へ直通。